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種を蒔く人

子どもの読書のことや、公共図書館、学校図書館の役割について斜め方向から考えます。

未来のために一歩進んでできること

すべて見てみたいときはココ☜ 公共図書館のこと 本・物語について

 

公共図書館が無料である理由

 

公共図書館って税金で運営されているんです。

そんなことはわざわざ言わずとも知られたことだけど…。

だからそんなわけで、

 

建物も蔵書も全て地域住民の「財産」です‼︎

 

それも過去から受け継いだ「知の財産」なのです‼︎

 

そして、これからも継承しなくちゃならんのです‼︎

 

というわけで、

 

一部分の人だけで独占することはあってはなりません‼︎

 

 

あるものはそのままに伝え、

またあるものは新たな研究や技術に変えて、

そうやって未来へ残していくことは、現代人の務めです。

図書館はそれを支える大きな責任を持ってまーす‼︎

 

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特に地域の公共図書館には、

その地域にしか保存されていない資料があります。

それは、末の末まで伝えておきたい祈りのような資料です。 

例えばこんなような☟

m.huffpost.com

 

 

地域を潤すための蔵書

 

ほんとのところ利用者には、

図書館運営がどうとか職員の給与がどうとかの身内の事情など、

ぜ〜んぜん関係のない話です。

だから、それを利用者に知ってもらいたいわけではなく、

本当に知ってもらいたいのは…行政なんです‼︎

 

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今のやり方では、地域住民の役に立てませんよ〜〜

中途半端に運営するのは税金の無駄遣いですよ〜〜

 

 

 

では、無駄遣いだから、図書館をきっぱりさっぱり捨ててしまう?

それは、その地域の歴史を捨ててしまうことに匹敵します。

そして、地域の子どもを育てることを諦めてしまうことと同じです。

 

 

行政は、このことをきちんと腹に据え、そろそろ本腰を入れて、

図書館がちゃんと住民に役立つよう改善しなくてはいけません。

図書館の蔵書は、人に利用され活用されることで、

人が潤い地域が潤う、そういう役目を持っています。

 

 

 

 

図書館だからできること

 

図書館の蔵書は、住民に利用されて磨かれます。

誰も利用しない本はいつまでも美しさを保ちます。

このことは、図書館にとって憂うべきことです。

住民の税金で住民に利用されない本を買っちまったってことですから。

 

図書館の本は、いろんな人々に利用され傷んでこそ価値が認められます。

たとえ丁寧に扱っても、たくさんの人に使われれば、傷んでくるのは当然です。

でも、傷んで汚れてしまった故に手に取られなくなるのは、とても残念です。

 

         f:id:yo_mite:20160222165009p:plain

 

 

 

多くの人が活用したのであれば、住民に必要とされているという証でしょ。

話題の本を何冊も置くのとは意味が違いますよ。

一時期だけで消えていかない、読み継がれたり、利用され続ける本のことです。

そういう本は傷んだら買い換えてほしいと、住民は望んでいるんじゃないでしょうか。

それを傷んで汚れたままにしていれば、

やっぱりだんだん誰からも手に取られなくなるでしょう。

そうなれば、いずれこの世からも消え去ってしまうかもしれません。

 

 

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書店には主に新刊が並びます。

そうすると図書館は、既刊本の存在が認められる公共の場所とも言えますよね。

だから多くの人が価値を認めた既刊本はちゃんと図書館に残し、

人々に利用され続けると、店頭にも残り続けると思うのです。

 

 

たくさんの人に利用され傷んでいく本は、きっと良書の可能性が高いです。

その判断には司書の豊かな経験と確かな目が必要ですけど。

そういう本を全国の図書館が定期的に新しく買い替えし保全していけば、

出版社は増刷することができますよね。結果、店頭に並び、人々に購入される。

そういう出版業界との協力関係もあって良いのではと思います。

 

 

ボロいと本は読まれない

 

先日、近くの図書館で児童書を見ていましたら、

あの『大どろぼうホッツェンプロッツ』が、

背表紙も色褪せ見るも無残な状態でした。

こうなってしまっては、子どもは借りませんね。

 

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

 

 

 

例えば私は、その『大どろぼうホッツェンプロッツ』の著者プロイスラー

『みどり色のつりがね』という絵本が欲しいのですが、

古書でもいいから買いたいと思っているのに、まだ出会えません。

もう販売されていなくては、買おうにも買えませんT^T

 

みどり色のつりがね

みどり色のつりがね

 

 

 

また、私が小学校の図書室で夢中で読んだ

『ゆかいなヘンリーくんシリーズ』が復刊されたので、

息子に買ってあげたら、彼も夢中になって読み、次も読みたいそうです。

まだ復刊されてない頃に古書で買った『ヘンリーくんと新聞配達』は、

見た目のみすぼらしさのせいか、息子は読もうとしません…orz

図書館の本が古いと利用されなくなるのは、こういうことだなぁと思います。

 

がんばれヘンリーくん (ゆかいなヘンリーくん 1)

がんばれヘンリーくん (ゆかいなヘンリーくん 1)

 

 

ヘンリーくんとアバラー (ゆかいなヘンリーくん 2)

ヘンリーくんとアバラー (ゆかいなヘンリーくん 2)

 

 

 

ヘンリーくんと新聞配達 改訂新版 (ゆかいなヘンリーくん)

ヘンリーくんと新聞配達 改訂新版 (ゆかいなヘンリーくん)

 

 

 

結論

 

良質の本は、特に児童書は、時代を超えても人を喜ばせる力がありますが、

どんなに良書でも売れなければ廃刊となります。

図書館は、そういう本を掬い上げて復刊させたり、

廃刊にならないよう重刷を助けることも考えてみてほしいです。

 

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