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種を蒔く人

子どもの読書のことや、公共図書館、学校図書館の役割について斜め方向から考えます。

非正規雇用に明日はあるのか…頑張った自分を褒めてる場合じゃないんですけど

 

公共図書館の資料購入費と専任司書の数

 

日本の公共図書館はほとんど公立なので地方公共団体が運営する。

地方の財政難は今に始まった話ではないが、

大規模災害は起きるし、格差社会は深刻化しているし、保育園は足りないし、

高齢者は増加しているし、介護施設は足りてないし、

人手は足りないし、税収入も足りてない。何から何まで、ないない尽くしだ。

だから、図書館の予算が減っていても仕方がないのかも。

 

 

日本図書館協会によると、

2014年度の公共図書館の資料購入費額は、全国合計が約21億7400万円だそうだ。

これが多いのか少ないのか、ちっともピンとこない。

ちなみに全国に図書館は3200を超えるそうだ。

それでも、やっぱりちっともピンとこない。

 一応、前年度から2200万円くらい減っているそうだ。

やっぱピンとこない(^◇^;)

 

 

ただ、専任司書の人数は2012年度と比べて322人減少し、

その一方で非正規雇用は1,248.2人増加しているようで、

ありゃりゃ、これって、ワーキングプアの構図そのまんまじゃないの⁉︎

 

 

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窓口業務はそんなに簡単だっけ?

 

窓口業務ですが、言うほど簡単じゃないと思う。

背後に見えない業務がけっこうあるんじゃないの?

また窓口だから専門知識が要らないなんてことはなく、

むしろ窓口だからこ臨機応変、オールマイティな対応が求められるんでないの?

 

携帯電話会社の窓口で、担当者が携帯について素人だったら、

『へっ(゚O゚)?』

ってなるよね。

 

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図書館の窓口も利用者から質問を受ければ、

適切な図書や資料・情報や部署や機関へつなげないといけないんだよ。

それも、待たせずにすみやかにできないといけないはずじゃない?

だから、図書、図書館全般に関する知識が必要で、

さらに個人情報や著作権などコンプライアンスに対する意識が必要なんでしょ。

 

それに、第一印象が大事なのはどの業種にも共通ではないの?

外部の人が最初にアクセスする窓口の印象が悪ければ、

ビジネスなら実績に繋がらないってこと、あるよね。

 

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しかし、図書館が、窓口業務を軽視し、低待遇な雇用を続けていけば、

担当者のスキルは上がらず、良質のサービスができない。

すると利用者は、図書館に何も期待しなくなります‼︎

 

 

人材コストまで削減しては経営は悪化する

 

図書館職員に非常勤職員や派遣職員が増えたのは、

行政から業者へ業務委託をしたり、

図書館運営そのものを指定管理業者に委託するようになったせいです。

その方がコストダウンが図れ、合理的と考えられたから。

 

 

このような経営の在り方は企業にも見られますが、

その結果、どんなことが起きているでしょう。

新人が入ってきても育てられなくなりました…orz

経験が乏しい新人は、当然ミスをします…orz

しかし、それをフォローするベテランがいなくなりました…orz

これでは、経営が萎むのも時間の問題…orz

だから本当は、人件費はコスト削減の対象にすべきではないと思うんです。

 

 

また、時給で働くことは人が育たないやり方だと思う。

仕事に広がりがないし、愛着が湧かないし、向上心もなんもあったもんじゃない。

そういうことを抜きにしても、生活がままならないのでは人生を楽しむ余裕もない。

 

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頑張った自分を褒めても…

 

公共図書館は全て無料で開放し、収益を求めるものではありません。

そのせいなのか行政は経験やスキルをあまり意識していないかもしれません。

でもこれは、公共の甘えた言い訳だと思う。

図書館を「みんなの財産」と思えば、もっと真剣に考えるはずだもの。

 

図書館は住民みんなのの財産で、経営を任されているのが行政です。

それなのに、元請けの行政も、下請けの指定管理業者も

公共ならではの甘えにどっかり腰を下ろしているのでしょう。

その場に働く人が経済的に苦しいとか、そんなことは知ったこっちゃないのでしょう。

「辞めたら、また雇えばいい」

そういうことですよね。

 

 

予算がないなか、よく頑張った。

これは某市の図書館審議会の年度末報告資料にあった言葉です。

なんとこのように、自分で自分を褒めたりしているわけです。

頑張ったのは、非正規職員なのにw

 

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キリがないので、まとめます。

 

どんな職業にでも言えますが、

まず働く人が、ほどほどに暮らせないでは、

提供するサービスの質は下がると思います‼︎

顧客を満足させられなければ、顧客は逃げていきます‼︎

経営は落ち込みます…orz

 

これが企業ならば、存続の危機なんですが、

ところが図書館は公共機関なため存在が消される心配がない。

この甘えがあるので、120年以上の歴史をもつ日本の公共図書館が、

未だに「無料貸本屋」と揶揄されているわけです。

 

 

では、利用者も少ないし、満足させられないし、税金のムダだし、

図書館なんか、もう無くなればいい?

いいえ、

図書館が無くなることは社会にとって重大問題です。

次は、図書館が社会へ果たす役割について書きますね。

では、また(・◇・)/~~~

 

 

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